『前へ、70年目の挑戦。～新しい変革の風を起こそう～』

新型コロナ対策による緊急事態宣言が解除され、少しずつではありますが新生活への模索が始まりました。それでも厳しい状況には変わりありません。ロータリーをやっている場合か、奉仕活動する余裕はない。そんな悲鳴も聞こえてきます。悩みました。こんな状況の中、会長方針はどうあるべきか。ロータリーの存在意義とは何なのか。

　2020-2021年度ＲＩホルガー・クナーク会長は、年間テーマを「ロータリーは機会の扉を開く」と掲げられました。「ポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、地域社会での１本の植樹まで、奉仕する機会への扉を開いてくれます。」また池田正純　第2820地区ガバナーは、「ロータリアンのイノベーション・磨こう人間力！」を地区スローガンに掲げられました。「ロータリーは変わらなければなりません。若い人に扉を開いてください。」と。

　今年還暦となる私は、若き20代にローターアクトを偶然にも経験しました。11年前に水戸ロータリークラブに入会させていただいた際、不思議なご縁を感じました。この間多くの先輩方・仲間に出会い、たくさんの経験をさせていただきました。感謝しかありません。
若き頃の経験もあり、私にとって青少年奉仕活動は特に思いが深いものです。青少年は未来そのものです。今期、ロータリーファミリーが一堂に集まる奉仕活動ができ、新しい青少年支援活動を作り、未来に貢献することができればうれしい限りです。

　また今期は水戸ロータリークラブ創立70周年という記念すべき年であります。戦後から間もない1951年春、水戸ロータリークラブの先達は大いなる希望を持ってクラブを立ち上げました。歴史と伝統は、先輩方の熱き挑戦の連続でできています。コロナショック後、世界は大きく変化しています。その変化に私たちは柔軟に対応していかねばなりません。今一度原点に帰り、ロータリーの中核的価値観を全員で共有し、困難な状況だからこそできることを共に考え行動していきたいと思います。そして来年3月創立70周年記念式典開催が叶いますれば、たくさんの笑顔で当日を迎えたいと思います。
しかし、まずはコロナ対応です。会員企業の健全なる存続なくして奉仕はありえません。無理のない範囲でロータリー活動に協力いただければと思います。どうかみなさん健康に留意され、1年間ご協力の程なにとぞよろしくお願い申し上げます。

会長：内藤　学
会長エレクト：岡﨑　恵一郎

副会長：川名　信博

幹事：香嶋　貴

会計：増山　英和

会場監督：砂押　憲正

直前会長：高沢　彰

職業奉仕委員長：小櫃　重秀

社会奉仕委員長：長野　久嗣

青少年奉仕委員長：篠﨑　和則

国際奉仕委員長：荻原　武

ロータリー財団委員長：吉原　清寿

米山奨学委員長：清水　洋一

サポート委員長：成田　浩明

プログラム委員長：土子　仁志

親睦活動委員長：横須賀　良一

ニコニコＢＯＸ委員長：齊藤　佳昭